不正出血 尿検査 潜血の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
結婚しても赤ちゃんが授からないため病院で検査を受けたところ、左側の卵管の癒着・子宮筋腫・ポリープ・カンジダがあるとの事でした。
そして不正出血が続いており体調が悪く、尿検査で潜血があるといわれたそうです。またオリモノは量が少なく排卵時に下痢をしやすいとのこと。
体質としては体がほてりやすくイライラしやすい様で、漢方で体質を変えていきたいと来店されました。37歳女性
ホルモン検査
FSH 7.71
LH 4.44
E2 34.71
PRL 20.11
TSH 1.48
中国医学的には『気血両虚』『脾不統血』『肝鬱血瘀』の状態と考えられます。そのため体力や「血」を補っていく漢方、「気」の巡りを良くしていく漢方、「血」の巡りを良くしていく漢方などをお渡ししました。
1か月ほどしてふらつきや体の疲れ、のぼせは以前よりも良くなってきたそうです。また2か月するとオリモノの量が増え不正出血も起こらなくなり体調は良いとのことでした。更に3か月経つとイライラもなくなり、体も疲れなくなってきました。
結果的に4か月目に入りましたところ「妊娠しました」という報告を受けました。『まさか、こんなに早く赤ちゃんが授かると思わなかった』と喜ばれております。漢方を服用すると調子がいいので、引き続き妊娠中も漢方薬をお渡ししております。
中国医学では体力や「血」が不足してきますと不正出血やふらつき・めまい・ふわふわ感などが出てくるといわれます。また「血」が不足しますと「血」の巡りが悪くなるといわれ、ポリープ・子宮筋腫・卵管の癒着などが起こることがあると考えられています。
この場合は「血」を増やしながら「血」の巡りを良くしていくことで体調が良くなるケースもあると思います。卵管が片方閉塞しても、もう片方から卵子を受け取り、精子と受精することで妊娠に結びつく事もチョコチョコある様です。
片方の卵管の閉塞・子宮筋腫・ポリープ・カンジダ・不正出血などがあっても、体質が改善され元気になり自然に赤ちゃんを授かられる方もいらっしゃいます。いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
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